ショップバトルレポート 0604

目前の不確かで大きな栄光 - 強力なコモンピックによる勝利
後に残る確かで小さな満足 - ドラフト戦には到底耐えないお持ち帰りレア
どちらを優先するか?
 
登場人物(敬称略)
 たみ:身内で度々行われるドラフトにおいて、バランスのとれた構築もさることながら "驚異的なパック引きの強さ"*1 を度々見せ首位をキープしている。
 かりか:数年前行われた時のらせんブロックドラフトにおいて、上座のゼルが「あまりにも欲しいがデッキに合わない;;」と流したジョイラさんを持ち逃げした時の喜びが今でも忘れられない。
 レヴィ:先日行われた月の咆哮ドラフトでは構築戦と見紛うような動きの無魔デッキを構築。今回先遣隊として発ったが、店の位置がわからず街歩きを堪能しているところを当局に保護された。
 
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 正午ごろたみくんと合流。
 小腹と少しの時間が空いたので、駅ホームの立ち食いそば屋へ。
 
  おばちゃん「油揚げ何枚入ってる?(数が合わないらしい)」
  たみ「3枚ですね」
  おばちゃん「あちゃー本当は2枚なんだけどね。おまけしとくよ!」
  たみ「あざっす!…せっかくだから一枚やろう。あちらのお客様から(油揚げ)です。」
  かり「そBar…」
  たみ「一度やってみたかったんだよね」
 
 電車内でドラフトでこのカード強いよ!など作戦会議。最寄りの駅からの道中でレヴィくんを回収し、お店に到着。
 店舗前の自転車の置き方について近所のおばちゃんが注意しに来た時の、店員さんの対応がしっかりしていてかっこよかったので「(ヴァンガードの)ミサキさんみたいだな…」と思う3人。
 
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ショップバトルEX(ブースタードラフト)概要
 ルール:詳細は公式のイベントページを参照のこと
 参加人数:16名
 方式:スイスドロー一本先取
 
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まずはピックから。
パックオープン、開封
 
 一周目:八星龍降臨
  第一パックはノブナガード・ゼウシス。ブレイヴを集めつつ、ノブナガを引けなくても回るデッキを作るのは難易度が高そう…だが一度使ってみたかったのでピック。次に回ってきたパックからヤシウムをピックし、赤緑を中心に集めていくことに決定。
 二週目:灼熱の太陽
  レアはなし。緑のトップコモンと名高いトーテムオウルが2枚取れていい感じ。
 三週目:月の咆哮
  月光神龍見参!白を一枚も取っていないので少し迷うが、出れば勝ち!系のカード。バトスピは色が合わなくても、軽減できないだけで場には出るのがいいところ。ブレイヴもちまちま集めるが、シンボル持ちがいない。
 四週目:月の咆哮
  赤緑のカードが殆ど流れてこず、紫や青が増えてきて焦る。光り物につられてオルカードやブレイヴブレイクなどの微妙なレアを回収。この辺からピックがあやしくなる。
 五週目:月の咆哮
  3つ隣の席からカマキロウが流れてくる。一応色があっているのでピック。
 
 ピック終了!こんな感じに仕上がりました。
 
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そして本戦スタート。
 
 一回戦:
  トーテムオウルが強い!守りを固めつつライフを削っていくが、ピスケガレオンが降ってきて赤の軽量スピリットが一掃される。お互いブレイヴがなくサイズは互角。
  数ターンの膠着後、相手ジェット・レイをブレイヴ、おもむろに飛行し始めいよいよ手がつけられなくなるが、トップオルカードでピスケ沈☆没
 
 二回戦:
  一回戦で隣に座っていた人。先の一回戦の話をしながら和やかにスタート。
  相手は優秀な低コスト域を集めた感じのデッキ。初手が重くてブロッカーが間に合わず負け。ガヘリス切ってスピリット召喚、からブロック強要でガヘリス出したりとうまかった。
 
 三回戦:
  ガストンでガストンを洗う消耗戦。ブレイヴブレイクで相手の何かとマタンゴルを相打ちに持ち込むなどしているうちに、時間切れでエクストラターン突入。相手の墓地には不死のマリスが眠っておりアタッカーがギリギリ足りない…が!神速のジョロウが最後のライフを掠め取り辛くも勝利。
 
 四回戦:
  浮遊する岩塊を用いたバニラデッキ。着々とコア差とライフ差をつけられていくが、ルナストが間に合い時間を稼ぐ。しかしブレイヴがなく効果を発揮できない。
  クロノ・ハデスで取り巻きの小型が消え、次ターンビームビートルでルナストを無力化されるが、ジョロウとガストンの連携でビートル剥がして破壊。ブレイヴを引き当てルナストが本気出してクロノ・ハデス退場。そのまま勝利。
 
 五回戦:
  オウルペリュトーンでデッキを掘り下げつつライフを2まで削るが、モンゴクウ+ショゴルスでストップ。お互い小型を並べていく。
  ブロッカーに回す為かモンゴクウとショゴルスが分離したので攻撃、ペリュトーンでノブナガを引き当てる。
  ドローステップにパワード・タスカー、手札で腐っていたジェット・レイと共にノブナガ召喚。最大軽減ゲンジ・ボルタも追加し合体スピリット3体。3体疲労させ削りきる。
 
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 結果:4勝1敗。軽いデッキに間に合わなかったのと、たみ氏とは逆に黄色に当たらなかったのとで、デッキの完成度はなんともいえない。多少色が合わなくても軽いスピリットを集めていくべきだったかな。
 
 その後レヴィくんの卓がまだ終わっていなかったので見にいった。
 フィールド上ではズンガズル*2が槍かついで走りまわり、パキケファロンがバズーカ片手に頭突きしているようだ。手札は天霊デッキのそれ。ん?
 最終的にエクストラターンに入り、攻め急いだ相手をどうにか凌ぎ、トップファレグでレヴィくんが勝利。いい戦いだった。
 
 感想としては、やる前は40枚きっかりで大丈夫か?と思ったけど、構築がないので手軽に遊べて、かつピックしたカード全てデッキに入れなければならないので緊張感が増し、お店側としても時間がかからないのでいいのかなーと思いました。
 低コスト域で固めた速攻が黄色を食い、黄色がそれ以外を食ったような印象。黄色は触った人が多くて、各デッキの地力が分散してしまったのかなという予想。
 
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 その後フリー。デッキはヴィーナロボ改。
 以下ハイライト
 
 VS友の群れ(我が友2ルナ友1)
 『ストライクジークでブロックせざるを得ない』 「まだいっぱい友達いるから大丈夫…」
 
 VS極龍隊
 初手闇の聖剣で空気が一変。相手の背後に暗いオーラが。ゴゴゴ…
 ダノヴァはもちろん、インフェルドハデスも入っていた為、極龍隊員でも隊長でもなく幹部級であるとされた。
 
 「マジック、ヴィクトリーファイアを使用!
  闇の聖剣を失った今、お前をブレイヴキラーとは言えないな!(ドヤァ」
 『山羊座より来たれ!十二宮Xレア、魔羯邪神シュタイン・ボルグを召喚!闇の聖剣を回収…』
 「なにィ!」
 
 闇の聖剣をめぐる攻防。攻略しなければ勝利はない(ような雰囲気)。これが極龍隊流のバトル!
 聖剣のレベルが下がっているうちにヴィーナロボを組み立て、ダブルハートめくってリブートで6点!敗者必滅!
 
 極龍隊デッキはすごく楽しかった。僕も隊長ごっこしてみたい。負けると消滅してしまうが…。
 その他、ミサイル発射ァ!*3しまくったり、ギラファの群れを髪の毛で縛ってリブートブーストブースト4段攻撃決めたり、ガンディにめちゃくちゃにされたり、めくれたヴィクトリーファイアで聖域破壊からのダブルハート素打ちでフェニキャロック(コスト8)をぶっ壊したりよくよく暴れて帰宅。
 
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 ドラフトもさることながら、フリーが思いの外盛り上がって楽しかった。ヴァンガードスリーブを買ったのでヴィーナで嘘トリガーチェックしようと思う。
 
 次回:ショップバトルレポート 0121
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*1:八星龍ドラフトで魚座蠍座、月の咆哮ドラフトでホロ友・海賊王をそれぞれピック

*2:ズンガリープ+アルファズルの意。アルファリープとも呼ばれる

*3:ティン・ソルジャーの意。着弾と同時に破壊される為