シュンム

高校の頃、ずっと好きだった人の名前を偶然見つけた。
こんな所でなぜ??
二度見三度見漢字が一緒!している内に満員で入れなくなり
リロードすること四度五度、
意地でもう一度見つけた私はその部屋に飛び込んだ。
 
・・・
 
その名はあまり見かけない変わった綺麗な字を書いた。
かわいいじゃん。
そんな一言で終わったありがちになさけない小話だった。
いくらもう忘れたと、憑き物が落ちたと、上書きできたと、
心の底からそう思う出来事がいくつあってもいつまで経っても夢にでてきた。
私は夢をみるのがうまかった。
 
こんな話し方だった気がする。
案外わがままを言う。
どうやら過去作もやったらしい。
意外。
誰の何を知っててそう思ったんだろう?
それにしても(持ってるので)いつかこういう激運に恵まれると思った。
それから2ヵ月くらい遊んだ。
 
『あなたは私の知っている人ですか?』
 
・・・
 
誰にも打ち明けられなかったあることないこと、
打ちづらいチャットでおそるおそる全部しゃべった。
3月最後の土曜日の、時計は今まさに6時ちょうどを指すとこ。
春はすぐそこ。
 
・・・
 
後で試したら普通に予測変換にあったし大体本名でゲームやるわけないんだよなぁ